西新商店街

福岡市早良区にある西新。
古い歴史を紐解いてみると、この地は古墳時代前期(3世紀末~4世紀初め)、
国内最大の国際交易港だったといいます。
修猷館高校の改築時に発掘された「西新町遺跡」によって明らかになりました。
西新町の集落を通じて、中国や朝鮮半島から様々な先端技術が日本にもたらされたのです。

そして、歴史的にも有名な鎌倉時代の蒙古襲来。
今から700年以上前、元の襲来に備え、今津から香椎まで約20kmの博多湾岸に元寇防塁が築かれました。
すでにその多くの石材が福岡城築城に利用されるなど、都市の発達とともに取り壊され、
今ではここ西新の他、今津、生の松原など数カ所に残るのみです。
西南学院大学では移築復元された防塁が公開されています。

西新商店街

江戸時代になり、紅葉八幡宮が西新の地に移されると、門前町として栄えていきます。
「西新」という呼び名は、江戸時代に現在の中央区今川付近が「西町」と呼ばれていたのに対し、
樋井川以西を「新西町」と呼んだことに由来しているそう。これがいつしか逆転して「西新」になりました。

明治時代末期には路面電車が走り、市民の足として生活を支え、ますます西新のまちは発展。
また、昭和30年代の映画全盛期には、福岡市内に映画館が大小あわせて70数館あり、西新町にも7館あったそうです。
当時の西新は娯楽のまちとしても賑わいを見せていました。

西新商店街

現在でも、ちょっと足を伸ばせば、西新周辺に福岡タワーやヤフオクドームといった観光スポットがあり、
また博物館に図書館などの文化施設もあります。
西新には活気あふれる商店街があり、食事や買い物にも事欠きません。
歴史や文化、ショッピングにグルメ…様々な魅力がギュッとつまった西新。
そんな西新のまちを、カメラをもって歩いてみませんか?

Posted by:f-d