西新商店街

「西新商店街」と一般的に呼ばれていますが、実はいくつもの商店街の通称なのです。
約1.5kmもの距離に、リヤカー部隊で有名な「西新中央商店街」や、脇山通りから藤崎へ向かう「中西商店街」など、魅力的で活気にあふれた商店街が続いています。

西新商店街

西新商店街

西新の商店街は、江戸時代の「唐津街道」沿いにできたといわれています。
唐津街道は、江戸時代の参勤交代のために整備された街道の一つ。
北九州を起点に、博多を経由して佐賀県唐津市に至る道のりで、
福岡藩や唐津藩の参勤交代に利用されました。
現在の福岡市内には箱崎・博多・福岡・姪浜・今宿の5つの宿場町があったそうです。
街道沿いの宿場町では商業や文化も栄え、人々の暮らしも様々に発展していきました。
明治期に入っても中心地として栄えた町が多くあり、
西新商店街も、その頃の名残が感じられる場所です。

西新商店街

かつて唐津街道という交通の要所として栄えていた頃は、
石屋や材木屋、それに鍛冶屋や下駄屋などの商店が建ち並んでいたといいます。
明治・大正・昭和と人々の生活が豊かになるにつれ、通りの様子も変わっていき、
戦後は酒屋や醸造醤油屋、鮮魚店に八百屋、日用品店など
人々の生活に密着した店が増えていきました。
現在は、八百屋に肉屋、食料品店など、昔から続く店もあれば、
チェーンの居酒屋や飲食店、おしゃれなカフェやセレクトショップなども軒を連ねています。

西新商店街

昔の面影を探して歩くのも、新しいお店を発見しながら散策するのも、楽しい場所です。
ファインダー越しに、どんな西新の姿が見えてくるでしょうか。

Posted by:f-d