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「池島レトログラフィ vol.3」ツアーレポート

日々刻々と変わりゆく池島の姿を毎年撮っていこう。
そんな思いで訪れる池島レトログラフィも、今年で3回目となりました。

「アジサイが物語る人々の暮らし・炭鉱の島の“現在”を歩く」と題し、
アジサイの咲く季節に行くことにしています。
草木が生い茂る廃墟の中に、ふわっと浮かび上がるアジサイの花。
そこに、かつて人々がこの場所に住んでいたのだという気配が感じられるからです。

アジサイを目的としているため、必然的に時期は梅雨真っ只中となります。
しとしと雨に濡れる池島も素敵だろうと思うのですが、
参加者の皆さんの日頃の行いが良いのでしょう、
この日はちょうど梅雨の中休み。
青空も広がる、恵まれたお天気となりました。

2015年6月21日(日)。
集合は7:15。いつも通り、朝が早いです。
しかも池島の場合はフェリーの時間があるので、出発を遅らせることはできません。

池島レトログラフィvol.3

皆さまのご協力のおかげで、無事にフェリーに間に合いました。
池島へ向けて、約30分の船旅です。

池島レトログラフィvol.3

皆さん、色んなカメラでご参加です。カメラ話にも花が咲きますね。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

スタッフ林も、コーワシックスという中判カメラで参加いたしました。^^

池島レトログラフィvol.3

いよいよ、池島が間近に見えてきました。

池島レトログラフィvol.3

ついに池島に上陸です。

ここからは、ディレクター石川博己の案内で巡るも良し、
撮影スポットを記載した、特製のロケーションMAPを片手に散策するも良し、
リピーターの方もいらっしゃいますので、自由に池島を堪能していただきます。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

…と、何やら陽気な音楽が聞こえてきましたよ。

池島レトログラフィvol.3

移動販売の車から流れてくる音楽でした。
島の日常が見られるのも良いですね。

昨年は霧に煙る池島で、廃墟感と物悲しさが一層増していたのですが、
青空の下で見る池島の姿は、ここが全くの廃墟ではなく、確かに今も人の住む島なんだという
明るさも感じられました。

池島レトログラフィvol.3

石川の案内に同行される方達は、
郷地区を抜けて池島の中心へと向かいます。

池島レトログラフィvol.3

ゆるい坂を登っていくと、発電所と海水淡水化施設の姿が。

池島レトログラフィvol.3

すごい迫力です。

池島レトログラフィvol.3

郷地区は炭鉱ができる前からあった集落で、
炭鉱が栄えていた頃は、多くの居酒屋や飲食店、スナック、パチンコ屋、カラオケ屋などが軒を連ねていたといいます。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

第一立坑の櫓も見えます。

池島レトログラフィvol.3

続いて、炭鉱アパートが建ち並ぶエリアへ。

池島レトログラフィvol.3

あの、大輪の紫陽花が今年も出迎えてくれました。

池島レトログラフィvol.3

昨年は、まだ咲き始めの瑞々しいアジサイでしたが、今回は見事に満開です。

池島レトログラフィvol.3

お天気が違うだけで、同じ風景でも全く雰囲気が異なって見えました。

池島レトログラフィvol.3

特に池島では、重機はどんどん錆び、建物は朽ち、
撤去され、取り壊されていくので、
出会える景色は本当に一期一会なのだなぁと強く感じます。

池島レトログラフィvol.3

だからこそ、毎年ここに訪れ、写真に残しておこうと思うのです。

池島レトログラフィvol.3

時計を見れば、もうお昼。お腹もペコペコです。
池島唯一の定食屋さん「かあちゃんの店」で昼食をいただきます。

池島レトログラフィvol.3

名物のトルコライス!

池島レトログラフィvol.3

1年振りの再会に、思わず笑みがこぼれている方も…。
さぁ、いただきまーす!

池島レトログラフィvol.3

…あ!
私としたことが、なんたる失態。
ディレクター石川の姿を撮るのをすっかり忘れておりました。
フォトレクチャーをしている場面とか、颯爽と案内をしているところとか、
撮るべきシーンは沢山あったはずなのに、
まさか、この1枚だけしか撮っていなかったとは…。
(本当に悪気は無いのです。も、申し訳ございませーん!><)

池島レトログラフィvol.3

帽子を顔にのせて休憩している石川でした。

…気を取り直して、池島の象徴ともいうべき8階建てアパートへ。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

圧倒的な存在感です。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

どこもかしこも緑で覆い尽くされています。

池島レトログラフィvol.3

そんな中、優しい色合いのアジサイの花にホッとします。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

息苦しさを覚える程の植物たちの圧倒的な生命力。

池島レトログラフィvol.3

今度は、池島を一望できる場所へ。
池島で一番高いところ、四方山に登ります。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

素晴らしい眺めです。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

山頂での眺望を楽しんだ後は、炭鉱アパート周辺をのんびり散策しながら撮影します。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

いたるところで咲き誇るアジサイ、本当に綺麗でした。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

今年はアパートに絡まるツタがオレンジ色の花をつけているところも見ることができて嬉しかったです。

池島レトログラフィvol.3

廃墟となったアパート群も、明るい陽射しのもとで見ると
去年とはまた異なる印象を受けました。
とても神秘的だった、真っ白な霧に包まれた池島。
そして、明るい光に照らされた池島とは、なんだか少し距離が近くなれた気がしました。

池島レトログラフィvol.3

そろそろ、池島港へと向かわなければなりません。

池島レトログラフィvol.3

海沿いの道をぐるりと歩き、港周辺の炭鉱施設を見ながら戻りましょう。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

こうした重機なども、いつまで見られるのでしょうか。

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

全員無事に港に集合。
自由行動を選択された方々も、コミュニティバスやレンタル電動自転車を利用したりして、
自分たちのペースで思い思いに池島を楽しまれたようです。
また、島民の方もすごく親切にしてくださったと話してくれました。

池島を発つ前に記念撮影を。

池島レトログラフィvol.3

ちょうどフェリーが来たので、もう一枚。

池島レトログラフィvol.3

名残惜しみつつ、池島の旅は終わりました。

池島レトログラフィvol.3

 

九州最後の炭鉱である、池島炭鉱で賑わいを見せた池島。
2001年に閉山し、8000人近くまで増えた人口も今や200人を切りました。
大きな小中学校に通うのは、小学生たった1人ということです。
草木に浸食され廃墟化しつつあるアパート群を眺めていると、
たった十数年でこんなに変わってしまうのかと、日々の儚さや無常というものを感じずにはいられません。

池島を毎年撮り、この島の移り変わる様をはっきりと目の当たりにすることで、
何気なく過ごしている日々はこのまま変わらず続いていくものではなく
当たり前にある目の前の風景も儚いものだということが胸に迫ってきます。
そして、だからこそ気付く“ありふれた日常”の大切さ。

来年もまた、この季節に「池島レトログラフィvol.4」を開催する予定です。
移ろいゆく池島を再び撮りに行きませんか?

池島レトログラフィvol.3

池島レトログラフィvol.3

 

参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
いつものクリエイティブツアーでは、いくつもの見学地をバスで巡っていきますが、
池島の場合は基本、徒歩ですし、また暑かったので、
なかなかハードな一日だったかと思います。
「自分の体力の無さを痛感しました」と仰る方も。
でも、皆さんから「楽しかった」という声をお聞きして、私共も嬉しく思いました。
池島に対しては「不思議な感じがした」という感想が多く聞かれました。
また「帰ってから写真を見返すのが楽しみ」「現像するのが楽しみ」とも仰られていましたね。
きっと、良い写真がたくさん撮れたのだろうなぁと思います。
ご参加ありがとうございました!

そして、福岡〜瀬戸港間を安全運転してくださった福岡伊都バスの脇坂さん、ありがとうございました。
脇坂さんのおかげで、無事にお土産も買えました。
(なぜか、カボチャを購入している方が複数いらっしゃったのが謎でしたけど…。)

 

次回のクリエイティブツアーは、8月30日(日)開催の肥薩レトログラフィvol.2です。
こちらもフォトジェニックな場所が満載ですよ。
どうぞお楽しみに。


クリエイティブツアー写真展、終了いたしました。

2015年7月14日

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【クリエイティブツアー写真展/レトログラフィvol.1】無事に終了いたしました。
第1回目の開催ということで、私ども事務局も不慣れな為、何かと不手際や行き届かない点等があったかと思いますが、
皆さまのご協力のお陰で、延べ780名ものお客様にご覧になっていただくことができました。

ご来場の方にご記入いただいたアンケートには

「九州の中に、これほど見たことのない風景があったのだと新鮮に感じました。自然風景だけでなく、人々の生活も伝わるのが大変良いですね。」

「写真をきっかけに、実際に見てみたいと思ったところが沢山ありました。いつかぜひ、この目で見てみたいです。」

といったコメントがあり、九州の新たな魅力をお届けできたようで、とても嬉しく思いました。
県美の方も「とても良い展示だと皆さん仰っていましたよ」と教えてくださり、
参加者の皆さまにも喜んでいただけたようで、ホッとしております。
さらにブラッシュアップして、来年、第2回を開催したいと思っています。
沢山の方々にご参加いただければ幸いです。

ご参加の皆さま、お越しくださったお客様、設営や撤収にご協力いただいた方々、
県美の皆さま、ご後援を賜りました関係各位に心より御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1
2015年7月7日(火)~7月12日(日)
福岡県立美術館 1階展示室(福岡市中央区天神5-2-1)

主催:クリエイティブツアー写真展事務局(九州クリエイティブツーリズム)
後援:福岡市・(公財)福岡市文化芸術振興財団・長崎県観光連盟・熊本県人吉市

参加者のみなさまの写真をgalleryページに掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
次回の写真展へのお知らせを希望される方は、お問い合わせフォームよりご連絡先を明記の上送信してください。


クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

いよいよ明日から始まるクリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1の設営を行ってきました。
平日のしかも朝早くから参加者の方がお手伝いにきてくれて、本当に感謝です。
ありがとうございました。
今回の展示は福岡県立美術館の1階の展示室で行います。
こちらは通常はパネルのない空間なので、まずパネルを立てるところからはじまりました。
これがまたとても力仕事で、美術館の方から「男性の方は何人いますか?」
「慣れた人でも4、5人で2時間はかかりますよ」と聞いていたので
内心ビビっていましたが本当に力仕事で大変な作業でした。
お手伝いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。
みなんさの力なくしては到底やり遂げる事ができなかったと思います!

今回は一般公募の作品54点とクリエイティブツアーで撮影した写真46点の計100点を展示しています。
クリエイティブツアーサイドの展示写真は、ツアーの開催地の中から、
今回は大牟田、佐世保、池島、平戸、肥薩線沿線、筑豊、阿蘇の7個所の写真を展示しています。
こちらと館内にはB1ポスターや、ツアーで配付している特別冊子もご覧いただけるように設置しています。
ぜひ、こちらも貴重なものですのでご覧いただけたら光栄です。

明日(7日)より12日の日曜まで行っていますので、ぜひみなさんのご来場をお待ちしています。
どうぞよろしくお願い致します。

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

クリエイティブツアー写真展『レトログラフィ』vol.1

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ご覧いただいた感想をぜひアンケートにご記入ください。次の励みとさせていただきます!


『クリエイティブツアー写真展/レトログラフィvol.1』ツアーポスター

2015年7月4日

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『クリエイティブツアー写真展/レトログラフィvol.1』の会場で、
これまでに開催したクリエイティブツアーのご紹介として、B1サイズのポスターを展示します。
かなりの迫力ですよー!
ぜひ実物を見に来てください。^^


2015年7月7日(火)~7月12日(日)
福岡県立美術館 1階展示室(福岡市中央区天神5-2-1)
午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
入場無料

主催:クリエイティブツアー写真展事務局(九州クリエイティブツーリズム)
後援:福岡市・(公財)福岡市文化芸術振興財団・長崎県観光連盟・熊本県人吉市


クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展


『クリエイティブツアー写真展/レトログラフィvol.1』開催

クリエイティブツアー写真展


クリエイティブツアー写真展『レトログラフィvol.1』
〜いくつもの視点をつないで描き出す新しい九州のかたち〜

一人ひとりの異なる視点で切り取られた一瞬の情景。
五感を刺激する旅・クリエイティブツアーの景色。
100点の写真で創造する世界を
あなたの想像力で自由に旅しよう。
そこにはきっと、誰かの中にある私の知らない新しい風景がある。


クリエイティブツアー写真展


7月7日~12日に福岡県立美術館にてクリエイティブツアー写真展を開催します。

私たちの住んでいる九州という場所は、実にさまざまな魅力にあふれた地です。

四季折々に多彩な表情を見せてくれる、美しく豊かな自然。
地域に根差し、連綿と受け継がれる伝統や文化。
幾多の歴史と人々の想いが深く刻まれた、土地の記憶。
先人たちが額に汗して造り上げ、守られてきたもの——。

これまで知らなかった素晴らしい風景をクリエイティブな手法で再発見しようと、
“クリエイティブツアー”と銘打った撮影ツアーを2012年から開催してきました。

長い歴史のなかで育まれてきた文化や人の暮らし、産業や自然といった地域固有のものを
自分の目で実際に見て、五感を通して能動的に触れる旅。
そのまちのことをより深く知ることで、
初めて訪れた場所であっても、そこに親しみや懐かしさすら覚えます。
そうして撮られた写真は、ただ何気なくシャッターを切った時とはやはり違うように思います。

参加者のみなさんが撮る写真によって顕在化されていく地域の魅力。
もっと多くの方に知っていただきたいと思い、写真展を企画いたしました。
年齢も職業も、また感性も多様な人たちが独自の視点で写し取った情景。
それらがいくつも重なることで
「新しい九州のかたち」が立体的に浮かび上がってくるのではないか…そう考えたのです。

本展では、一般公募による九州の写真とクリエイティブツアーの写真、
あわせて100点の作品を展示しています。

あなたが見たこともない景色だけでなく、たとえ訪れたことのある場所であったとしても、
撮影者の想いが写し込まれた世界には、今まで気付かなかった何かが感じられるのではないでしょうか。

ぜひ足をお運びいただき、九州の新たな魅力を発見していただければ幸いです。


2015年7月7日(火)~7月12日(日)
福岡県立美術館 1階展示室(福岡市中央区天神5-2-1)
午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
入場無料

主催:クリエイティブツアー写真展事務局(九州クリエイティブツーリズム)
後援:福岡市・(公財)福岡市文化芸術振興財団・長崎県観光連盟・熊本県人吉市


*クリエイティブツアーはF_dデザイン塾の校外セミナーです。


クリエイティブツアー写真展

クリエイティブツアー写真展